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『実はさ、俺○○住みじゃないんだよねー。△△なんだわ。』
私からしてみたら○○も△△も遠い事には変わりないし、大したことでは無かった。
初めての道を通り、彼の店に着いた。
ん?ゆうちゃんの元カレの家の隣り!何て偶然なんだろ。
こんな事があるなんて…
驚きを隠しながら店に入る。
店内は昔ながらの居酒屋さん。こじゃれたダイニングバーとかじゃなく居酒屋さんといった雰囲気。
『好きなとこ座って』
アチコチの電気を点けながら彼が言う。
カウンターの右端に座った。
『生飲むんやろ?』
『やったぁ!』
中ジョッキに注がれた生が出てきた。
『何食べるか決めて』
メニューを渡された。
『かも鍋あるんだ!食べたいなぁ…あ、焼きナスも!たこわさと冷奴も!』
まるでオヤジなラインナップを注文(笑)
生を飲みながら、お互いの事を話す。
バツイチな事を話すと『俺も。』と。
色々話してたらジョッキが空になった。
忙しくしてる彼が注ぐよと言ってくれたから
『忙しそうだから私が注ごうか?サーバーはバイトで使った事あるし』
『じゃあ好きなように注いで飲んで』
許可を貰って生を注いだ。
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