97人が本棚に入れています
本棚に追加
「ん…」
どうやら少し眠っていたようだ
頭がボーッとする
そこで私は、異変に気付いた
眠る前に私がいたのと同じ3-Bの教室
しかし、私以外誰もいない
「皆は…?」
「ふふ、知りたいかい?」
不意に男性の声がした
振り向くと黒板の前に長い金髪の男性が立っていた
顔の上半分は仮面で隠れていて見えない
一体何処から入って来たのかと考えていると
金髪の男性が口を開いた
「やぁ、はじめまして田中井良香君
いや、勇者よ」
何故私の名前を知っているのか?
そもそも勇者とは何?
そう言う前にとりあえず私は
「よいしょ」
男性に机と椅子を投げた
「うんわああぁーお!」
最初のコメントを投稿しよう!