序章 ひっくり返る日常

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「これを拒否することは?」 相手側が勝ったら次のゲームをするなら、次の町の人達に任せればいい 「可能さ その変わり、この町の人間全員がモンスターになるがね」 「!?」 そうか、負けたらこの町は侵略されるって言ってたな 「心配する事は無い この国の半分以上を侵略するまで人間をモンスターにするつもりはないからね さて、どうする?『勇者』 戦い、このゲームで勝負するか 諦めて次のゲームの勇者一行に託すか 好きな方を選ぶと良い!」 選択肢が一つしかないと解っているくせに… 「わかった、やる…」 アストはニヤリと笑った
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