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私、神風夜凪は
ごくごく普通の女子高生。
今日も先生のヅラを
取って怒られたけど
そんなことは気にしてられない。
風巳「いやいやいや、気にしろよ;」
山本風巳(ヤマモトカザミ)は夜凪の
幼なじみの男子である。
夜凪「だって今日あのハゲ理不尽にも自分にこけたの私のせいにするんだよ!?
そりゃヅラをはたき落としたくもなるって」
手をひらひらさせながら
夜凪は反省の色がない。
風巳「ったく、たしかに理不尽だとは思うけど先生だから;」
夜凪「先生だからって
やっちゃダメなことはダメでしょ。冤罪とかあっちゃダメだし」
風巳はハァーと
ため息をつきながら
風巳「お前だけは本当におもしろいくらい恐いもん無しだなー。恋とかもするかわかんねーし…」
夜凪「こいぃ??なーにそれ??
おいしいの??」
風巳「あのなあっ;」
夜凪「だいたい恋とかよくわかんないし私を好きな奴なんか
出てきたらわかんないけど」
夜凪は冗談混じりに言った。
風巳「…なぁ夜凪…もし俺がさ…好きな奴いるって言ったらどうする??」
夜凪「ん??何風巳ついに好きな奴できたの??
めでたいじゃんっ!!
お赤飯準備しなきゃっ」
風巳「俺が好きな奴は夜…「ああああっ!!!」
風巳が勇気を出した瞬間
それを遮り夜凪の叫びが響いた。
夜凪「ゴメン!!!風巳!!
私今すぐ行かなきゃならないとこあるんだった!!
じゃあまた明日っ」
風巳「あっ!!おい!!夜凪!!」
風巳の言葉も聞かず
夜凪は一瞬にして消えていった。
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