20人が本棚に入れています
本棚に追加
時は戦国、
二人の赤と青の気が
今ぶつかろうとしていた。
幸村「政宗殿っ!!!手合わせ願いまするっ!!!」
二本の槍を向けながら
真田幸村は政宗に
大声で言った。
政宗「真田幸村か…OK!!
やってやろうじゃねーかぁっ!!お前らっ手出すなよっ!!」
奥州筆頭、伊達政宗は
六本の刀を抜いた。
幸村「では政宗殿!!!まいりまするっ!!!!」
政宗「いつでもいいぜっ!!!!
Let's Party!!!」
二人が同時に衝突した。
そんな闘いの最中
刀と槍のぶつかり合う音
以外に何か叫ぶ声が
聞こえていた。
夜凪「あの地蔵ぉお!!!!
次会ったらマジで死めるっ!!
覚悟しなさいよぉっ!!
ってかこっからどーすればいいのぉぉおお!!??」
真っ逆さまに地上に落ちる
夜凪に走馬灯が
見えはじめた頃
幸村と政宗が
空中でぶつかり合っていた。
幸村「どりゃああああっ!!!」
政宗「っはああああっ!!!」
二人は闘いに夢中である。
そんな時
政宗側の兵士と幸村に付き添っていた猿飛佐助が
何か降ってくるのに気づいた。
伊達軍兵士「筆頭ぉー!!!!
なんか降ってきてますよぉ!!!」
政宗「What??今取り込んでる!!後だっ!!」
闘いを止めない二人に
佐助が大声で言った。
佐助「真田の旦那ぁ!!人だ!!
人が降ってきてる!!」
さすがの二人もこれを
聞くと闘いの手を緩めた。
政宗・幸村「人!?」
その時調度夜凪が
二人のすぐ真ん中を通った。
.
最初のコメントを投稿しよう!