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三人がそれぞれに挨拶をした。
・・・実は、転校生はフェイト達だけじゃない。他のクラスにアリシア、ラウラ、セシリア、みう、翔一が。一学年上のクラスに音姉が転入している。
フェイト達姉妹はともかく、シャル達までもが学校に来ているのには、理由があるらしい。本人達曰く、『また、裕と一緒に学生生活を送りたい』との事だ。・・・正直、嬉しいんだけど恥ずかしい。
その後、フェイト達は用意された席に座る予定だったのだが、誰が言ったのか分からないが席替えをしようと言い出し、席替えをする事となった。
・・・その結果。
俺は窓際奥の席になったのだが、その席の隣がフェイト、前にはなのはと言った席順になった。さらに、なのはの隣がシャル、なのはの前にすずか、その横にアリサと知り合いが密集した席順になってしまった。
フェイト「・・・えへへ、お兄ちゃんと一緒のクラスだね。」
裕「あっ、あぁ、そうだな。」
隣に座っているフェイトが、輝く笑顔で俺を見てくる。俺もフェイトに笑い返した。すると、
なのは「えっ!?フェイトちゃん、お兄ちゃんと知り合いだったの!?」
フェイト「・・・えっ!?うっ、うん。・・・あっ、もしかして、なのはもお兄ちゃんと知り合いだったの?」
なのは「知り合いも何も、お兄ちゃんは私のお兄ちゃんなの!・・・フェイトちゃんは、どうしてお兄ちゃんの事、お兄ちゃんって呼んでるの!?」
フェイト「えっ!?それは、その・・・」
なのは「むぅぅ、お兄ちゃん!これはどういう事なの!?」
フェイトに向かっていた矛先が、俺に向いてしまった。
フェイト「お兄ちゃん。私にも説明して?」
裕「えっ!?」
なのは・フェイト「お兄ちゃん!!」
なのはとフェイト、二人に詰め寄られる。
・・・これからの生活、どうなるのかねぇ?
・・・・・・END?
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