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ただし、八神部隊長はお忙しいお方なので、時間が許す限りではある。ただ、それだと悪いからということで、リインさんに協力をするように八神部隊長が仰っていた。
「ここまでにしよう」
「はぁ...はあ。ありがとうございました」
わたしが汗を大量に流していることに対して、フェイトさんは少しの汗しかかいていない。そこら辺は流石だ、と思う。
「シュリアはわかってるかも知れないけど、どうしても左からの攻撃に弱いよね？右からの攻撃は反応がいい。シュリアは右目がよく見えて、左目は見えないから、目で追えない分を気配で感じ取ってるんだけど、右目は見えるからどうしても目に頼って反応が遅れるんだ」
「はい。自分でもわかってはいるのですが.....」
どうしても難しい。もう癖がついているのかもしれない。
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