Dr.脱走

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「その癖が直せるって言ったらどうする?」 「本当ですか!?」 フェイトさんの言葉にわたしはついハメをはずしてフェイトさんに飛びかかってしまった。 「シュリア.....落ち着いて。近いから」 よく見るとわたしとフェイトさんの顔の距離は今にもキスをするんじゃないかという距離だった。 「す、すいません!」 ほのかに香る甘い香りにくらくらしながらもゆっくりと離れる。 「で、さっきの意味って」 「うん、ちゃんと治るよ。できるか出来ないかはシュリア次第だけどね」 「教えてください!」 フェイトさんはにっこりと笑うと、ピンク色のタオルをだした。わたしの頭にはクエスチョンマークが浮かぶばかりだ。
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