30人が本棚に入れています
本棚に追加
/21ページ
新たな分隊員でそれぞれ集まり、その後解散となってシャーリーさんの所へとわたしは向かった。
コンコン。
「どうぞー」
ウキウキ気分だけど、礼儀は忘れず、控えめなノックをすると、シャーリーさんの声が聞こえた。
「失礼します」
「あ、シュリア。完成したわよ。はい」
手渡されたのは黒い十字架(ロザリオ)。わたしがシャーリーさんに頼んで作製してもらったデバイスだ。
「ありがとうございます!」
「いいえ。機能説明はあまり必要ないかな。シュリアのプラン通り組んでるから。うまくできてたよ」
「ありがとうございます!」
「でも、これだけの物を扱うってなると、まだシュリアじゃ無理だから、なのはさんたちとの特訓で徐々にデバイスの限定解除してもらってね」
「わかりました」
最初のコメントを投稿しよう!