episode1

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************** カーテンを閉め切るが、 太陽の光が漏れ、 小鳥の囀りから、 またいつもと変わらない、 朝が始まろうとしていた。 ゼェー…ゼェー…ゴホッゴホッ… …ゼェー…ヒュー…ゴホッ! ベッドで寝ている人物以外… ゴホッ 「あ゙ー頭痛゙い…」 くそっ… 風邪ひいたか…… 原因は絶対に! 昨日のスキーだろうな…。 コンコンっと ノックがしてドアを見ると 父さんが起こしてくるために 来たようだ。 が、 俺の異変に気がついた見たいで 慌てた様子で 頭に手を乗せた。 おー…冷て… 父さんって こんな冷たい手だっけ? 「熱っ!  お前、凄い熱だそ!  ママー!  早く来てくれー!」 お父さんは慌てたように、 母さんを呼ぶ。 ママって… あんたいい年して自分の妻を なんて呼び方すんだよ; 智世でも呼ばないのに…; 俺はぼーっと思っていると、 母さんが走ってきた。 そして父さんと同じ動作して 顔をしかめた。 「智世、  熱さまシート持ってきて!  砦斗、  薬探して取ってきて!」 砦斗達も居たのか… おー、その表情は可愛いな… 兄ちゃん嬉しいな… (キモブラコンめ!) 智世と砦斗は心配そうな表情だが言われた通り出て行った。 母さんはこういうとき 凄く心強いし、 行動と判断が早いんだよな。 父さんと違って… 呆れてドアの前で オロオロしてる海都をみた。 母さんは体温計を見て、 固まってからため息つくと、 「パパ、  学校に入試受けれないこと  電話で連絡してて…」 「よし、わか「待ったーー!」 俺は立ち上がり、 大声で止めた。 .
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