episode1

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************** そして今に至るんだよ。 新幹線が目的地につき、 下りた。 景色は摩天楼のような ビルばかりで、 そして人ばっかり。 「流石、  首都だな…。」 少し怖じけづくが、 俺も男、立ち止まらずに 駅から出て、 タクシーを拾った。 移動中、 いろんな人に 笑われていたのは 気にしないでおこう。 タクシーに乗ると、 「どちらまでですか?」 優しい笑顔を向けかけられた。 おおー。 ここにきて始めて 優しい人を見つけた。 (いや、営業スマイルでしょ;) 感動しながらも、 笑顔で、 「楼彗高校の門まで  お願いします。」 途端、 おじさんは顔は固まった。 えっ、 俺変なこと言ったのかな? びくびくしながら おじさんを見ると、 おじさんも下から上まで、 じろじろ俺を見ていた。 ぎょっとしてると、 「…観光客か…」 と、少し残念そうに呟く声が 聞こえたが 聞かなかったことにして おこう。 なんかここで 否定すると面倒が起こりそうと 感じたんだよ。 野生の勘ってやつ? そして、 問題なく無事に、 楼彗高校へ 向かうことを成功?した。 .
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