episode1

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ふかふかのソファ-に座ると、 お爺さんは笑顔で話し始めた。 「私は  那珂川 勇 ナカガワイサム  といいます。」 「あっ、僕は  雪比良 瑠季(ルキ)です。」 あっ、 長らくお待たせしました。 俺は雪比良家の長男、 今年度高校一年生になる 雪比良 瑠季です。 黒髪は肩くらい。 で、背は168は多分ある。 中途半端っ!? 説明するの面倒臭いから 一言でいうと、 俺、ぽっちゃりですね。 手の平には 指の骨が見えず、 手に点が五つ。 まるで幼児の手。 手足も贅肉が… お腹にも… ありとあらゆる所に。 受験が終わったら、 毎日食っちゃ寝をしたら、 この通り。 贅肉だらけに……。 因みに眼鏡もかけてるから、 どうみてもオタクっぽいよね。 「これから。  この学校で頑張ってね。」 いつの間にか説明は終わり、 勇さんは立ち上がる。 俺も続いて立ち上がると、 そそくさと職員室を立ち去る。 だってさ、 早く、 寮行って寝たいもん。 絶対寝る! (↑デブの元。) そして、 宣言通り俺はすぐに 部屋にいくとベッドで眠った。 ************** .
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