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羽蘭side
結「お帰りー。」
唯・羽「ただいま。」
カバンをソファーに投げてストンといつもの席に座る。
音「…踏んでる。」
羽「えっ?」
仕方なく席を立つと音哉が何かを引っ張ってご飯を食べ始めた。
羽「…。」
この子は掴めない。
結「はい、うーちゃんでいー君ね。」
ママからご飯を受け取って早速食べ始めた。
お腹空いてたんだよね~。
最近よくお腹空く。
結「今日、パパ遅いって。」
帰って来なくていいっつうの。
あたし、嫌いなんだよね。
何で?
生理的に。
気付いたときには既に嫌いだったかも。
ウザイ。
余計なことしかしないし。
向こうだってあたしを腫れ物に触るみたいに扱ってくるし。
もうどんだけ会話してないのか。
する必要もないしウザイしワザワザ話さない。
音「忙しいの?」
コイツは何でかバカ親父になついてるんだよね。
変わってる。
結「うん。みんなの為に頑張ってるんだよ。」
唯「そういや瑛斗は?」
そう言えばいなかった。
アイツも別に帰って来なくていいや。
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