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ずっと一緒だったし離れてたらちょっと違和感。
今、高校離れてるのって違和感だから。
唯音はバスケやりたいからってことでスポーツ推薦で高校行った。
運動神経いいしね。
あたしもバスケずっとやってるけどしんどい、疲れる。
遊びに近い感じでやってる。
って言っても1年なのに初っぱな試合出されたりめちゃくちゃ…。
単に人数少ないんだよね。
あたし的には『一応』バスケ部所属って感じ。
羽「帰りますか…。」
靴箱に入ってた手紙をゴミ箱に捨てて靴を履き替える。
靴箱に手紙とかお前はいつの時代の人間だ。
靴を履き替えて校舎を出て校門の近くまで歩いて行くとあたしを見た瞬間パッと明るく表情を変えて思いきり手を振って来るちょっとアホっぽい男子。
「う~ら~ん~!」
走ってその男子の元に行って軽く肩を叩いた。
羽「それマジで恥ずいから。」
「じゃなきゃ羽蘭、俺のこと見えないだろ?」
お察しの通り彼氏です。
羽「見えるよ。目いいんだからね?」
「それでもアピールだよ。」
差し出された手を握って一緒に歩き始めた。
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