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慎「俺は?」
羽「…まあまあ。」
顔はまあまあいい感じ。
多分。
イケメンってことはないかなー。
慎「うわぁー、傷付いたー。」
羽「普通よりマシでしょ。」
慎「一緒だって。つうかそっちの方がひどい。」
すねてる慎司をほっといてメールに集中していると知らぬ間に公園に来ていた。
慎「ジュースいる?」
羽「いいよ、大丈夫。」
慎「そっか。」
そう言うと気持ち悪いくらい身体をくっつけて来てニッと笑ってあたしの頭を撫でて来る。
羽「何さ。」
携帯を閉じてポケットに片付けて慎司の頬を引っ張る。
コイツ、いっつも笑ってんだよね。
何が面白いのか知らないけどいつでもずっと笑ってる。
多分こういうとこが人気あってモテるんだろうね。
カッコいいって言うより多分可愛い系。
あたしより歳上なのに子どもみたいだし。
慎「爪痛いです。」
羽「あー、ごめん。」
結構爪伸びてるな…。
ネイルちょっと剥げてるし。
慎「あのさ、瑛斗が」
羽「瑛斗の話はいいって。」
コイツ、瑛斗好きなんだよね…。
いっつも一緒だし。
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