プロローグ🍸👑

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羽「寒…。」 慎「家来る?」 羽「今日はすんなり帰るよ。」 慎「そう?あっもうちょいだけ。」 羽「勉強しなくていいの?」 慎司の肩を押して慎司の頬に手を当てて軽く頬を掻いた。 慎「明日やる。」 羽「昨日も聞いた。」 慎「ちゃんとやります。今はちょっとだけじゃん。」 羽「それならいいけど。」 慎「くっつく。」 大きい子どもだな…。 抱きついて来た慎司を抱き締めて肩に顔埋めた。 慎「浮気、すんなよ。」 羽「そっちもね。」 慎「俺は大丈夫だよ。モテないから。」 羽「嘘つけ。」 慎「ホントだし。心配なのは羽蘭だよ。」 羽「ウチの学校にまともな奴いないから。」 慎「どうでしょうかね~。」 羽「ホンっトにいないから。見せてあげたいよ。」 マジでいい男いない。 いたところで慎司を越える奴じゃなきゃ意味ないし。 慎「見たくても出来ないしな…。」 羽「心配しなくても浮気はないって。」 慎「信じる。」 羽「帰ろ。」 慎司の手を握って家に向かって歩き始めた。
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