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親に嫌われていたあたしは、いつもひとりぼっちだった。 自分でご飯を作って 洗濯して 掃除したり あいつらはあたしの事なんて…… 只の居候としか思っていなかったと思う。 家族なんて嘘っぱち 只の同居人だった あいつらは酒癖が悪くて嫌な事があると、必ずあたしを殴ったり蹴ったり… あいつらに貰ったものなんて痛みや悲しみ… 負の感情しかないんじゃないのだろうか? 身体中アザだらけで 友達に隠すのが大変だった。 あいつらは顔を殴ったり蹴ったりする事はなかったので背中やお腹にアザが集中していた。
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