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…………… 暫く沈黙が続いた。 『………もう、いいよ。 あんたを信じた あたしが馬鹿だった。』 結婚しようって言われて舞い上がってたんだ… 『…別れよっか。』 もう二度と恋なんてしない 恋なんて…したくない。 ……………… そう思えたら、 どれだけ幸せだったんだろうか。 ひとりぼっち… それが凄く嫌だった。 誰かが居ないと、 思い出しちゃうんだ。 あいつらにされたことの恐怖を… だから… ひとりぼっちは嫌いなんだ。 誰でもいいから…… あたしの側にいて。
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