本編

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  それはまだ、「春の暖かさ」と「これから梅雨」というジメジメした気候の狭間の頃。 僕は日課である、市内散歩へ繰り出していた。 「う~ん、いつもと変わらず呑気な町だねぇ」 レオは背伸びをしながら毎日飽きもせずに市内散歩を行う。 でも、飽きない理由はちゃんとある。 「おっ居た居た♪」 レオが誰かを見つけ、上機嫌になる。 そこに居るのは  
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