ニート姫☆爆誕

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その上空を 羽ばたく者が一人。 優雅にくるりと周り 城の天空バルコニーに着地する。 それの顔は仮面で覆われていた。 仮面は まるで人間の噴怒を表したようで 黒い ローブがひらひらとたなびく。 しかし、見た目の忌まわしさから似つかわしくないほど 身長は低く、小さな子供のようであった。 「魔王様…。」 それの帰還を迎えにきた従者がペコリと頭を下げる。 魔王…。その肩書でよばれ それは仮面をとった。
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