186人が本棚に入れています
本棚に追加
「で、なんですか。部長。」
俺は頭を掻きながら言う。
「うん。今日は町はずれにあるヤクザの逮捕をお願いしたいんだけど。」
町はずれのヤクザか。
よし。この依頼は………
「パスで。」
俺は爽やかな笑顔と共に断る。
だってあそこは俺も知っているけど、とんでもなく屋敷がでかい。
つまり、すんげー面倒くさい訳ですよ。
しかも部長はそれでも諦めない。
「頼むよ~志蓮。皆いなくて君たちしかいな「パスだバカ」
「いや、バカって「パスつってんだよバカ」
「志蓮。大人にあまりバカ「バカにバカって言って何が悪いんだバカ。」
バカの大連発。
流石に部長も目に涙を溜めている。
ザマーみやが………ん?部長がさっきから何かブツブツ呟いている。
最初のコメントを投稿しよう!