186人が本棚に入れています
本棚に追加
「ヒグッ、部下にバカって何回も言われたよ。僕ってそんなにバカなのかな?死んだ母さんにもそこまで言われた事はないよ。」
ヤバイ。落ち込みすぎて母さんレベルまできている。
「僕ってこの世に必要かな?必要じゃないよね?そうだね。よし、死「「待て待て待て待て!!」」
何処から取り出したロープを片手に自殺しに行く部長を俺と旭で止める。
必死の説得で数十分。
部長には依頼に行く事でなんとか止められた。
なんか腑に落ちない感じでヤクザの屋敷に向う。
「やっぱりでけーな。」
「そうだな~。」
俺たちの前には立派な日本邸があった。
そして門の両側にはいかにもイカついおっさん達がいた。
「どうする?あいつら倒すか?」
旭が聞いて来る。
「此処は『説得上手の志蓮さん』と言う称号を持つ俺に任せな。」
「お前にそんな称号を持っているって聞いたことないぞ。」
後ろから旭が何か言ってくるが気にしな~い気にしな~い。
最初のコメントを投稿しよう!