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そのうえ姿雪にまで愛されているのだから。
叶わないとわかっていても姿雪が好きな私は重症なのだろうか。
私はベッドに置いてあるテディベアをギュッと抱き締める。
このテディベアは、姿雪がこの前クレンゲームで取ってくれたもの。
私のために取ってくれた、私の宝物。
「……っどうして琉乃を好きなの…?」
はっきり言って、容姿的には私のほうが勝っている。
告白だってされる。
でも、姿雪からじゃなきゃ意味ない…。
私は姿雪からの言葉が欲しい…。
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