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『あきくん。どぅにかしてぇ。』 私はあきくんにギュッって抱き着きながら、訴えてみた。 「あ~綾。諦めろ。綾に彼氏が出来たら、皆大騒ぎだぞ。」 あきくんは私の頭をナデナデしながら言った。 『うぅ~』 あきくんの膝の上に頭を乗せてふて腐れてた。 「綾も彰さんに懐いてるうちはまだ彼氏の心配はないな。」 諒くんが言ったのを、うつらうつらしながら聞いていた。 「「まだ大丈夫だな」」 あきくんの膝の上でゴロゴロしてたら…いつの間にか寝てしまっていた。 『綾が彼氏作ったらどぅなるのかな?』 私が寝てしまった後にみぃが言った。 『魅弥の時も凄かったからなぁ。俺じゃなかったら、別れさせられてるな。』 『確かに凄かったなぁ。俺らも怖かったなぁ。』 颯矢も言った。 『まぁ…俺以外となんて付き合わせないけど。』 『朔矢…(//△//)』 『『おっ。みぃが照れた。』』 瑠依にぃと瑠榎にぃと颯に言われた。 朔はみぃを抱き寄せた。 『…見んな…。』 ギュッ 『さ…朔矢。恥ずかしいよぉ』 『『アハハ。クールな朔がかわいい。』』 「お~。朔矢と魅弥が抱き合ってんぞ~」 諒くんが言ったら、皆見てきた。 「朔矢~。今日魅弥貸してやろっかぁ?」 『おっお父さん!』
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