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『魁~?』
魁にむかって走って行き聞いてみた。
『ん?どうした?、』
『あのね…クレープ食べたいの。買いに言ってもイイ?』
『…ダメ』
せっかく遠慮気味に聞いたのに、即答された。
『…食べたい…』
ぶぅと膨れながら魁にまた言っても
『ダメ』
…即答だった。
魁にダメと言われてトボトボとみぃ達の所に戻った。
『『どうだった?』
『ダメって…。』
うぅ~。食べたい。
『綾?仕方ないよ?今は麒麟の事でバタバタしてるから。明日には終わるから、終わったら行こう?』
妃那ねぇに言われて、仕方なく返事をした。
次の日
瑠榎にぃ達は学校に行かなかった。
攻め込む準備をするらしい。
みぃと学校に行くと魁と蓮も休みだと月ちゃんが教えてくれた。
お昼もいつもは屋上で皆で食べているけど、今日は魁達がいないから中庭に来た。
『久しぶりだね?ここで食べるの♪』
『そうだね。最近ずっと屋上だったもんね?』
三人で久しぶりのガールズトークを楽しんでた。
「ねぇねぇ。ちょっとイイ?」
知らない女の子が話しかけてきた。
『…誰?』
みぃが警戒しながら聞いていた。
「私は麗奈。隣のクラス何だけど~。あなた達とお喋りしたかったのぉ~」
…この人。喋り方ウザい…。
『ゴメンなさい。用がないなら話す必要ないから。』
みぃが嫌そうな顔をしながら断っていた。
…よし!偉いぞ!
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