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「いいじゃなぁい。麗奈も一緒にお喋りしてぇ~?」
『嫌。あんたの話し方ムカつく。話し方変えるなら喋ってあげる。』
…おぉ!珍しく魅弥がイライラしてる!
「ひどぉい。麗奈はお喋りしたかっただけなのにぃ~」
『『ウザい!』』
…あっ!ついつい言っちゃった。
月ちゃんはキョトンと見ていた。
『綾。月。行くわよ!付き合ってらんない。』
みぃの言葉に私達は立ち上がった。
「おっと。逃がすかよ!」
校舎の角から男がぞろぞろと出てきた。
…ヤバいかな?
後ろを見ると後ろにも男がいて囲まれていた。
「一緒に来て貰おうか?宝龍の姫。」
『『『いや。』』』
「拒否権はない。連れていけ。」
男達が近寄ってきた。
流石にこの人数は無理だ。三人で震えていると知ってる声が聞こえた。
『『そぅはさせない!』』
同時にバキッと殴る音が聞こえた。
…ん?と思って見たら妃那ねぇと紅葉ねぇがいた。
『『妃那ねぇ!紅葉ねぇ!』』
『綾。みぃ。月。大丈夫?』
紅葉ねぇが聞いてきた。
『大丈夫だよ?紅葉ねぇ達何でいるの?』
不思議に思い聞いてみた。
『白虎のメンバーから連絡貰ったから♪さてと、ちょっと待っててね?』
私達にだけ聞こえるように囁かれた。
『久しぶりね?麗奈?今度は蛇信についたの?』
紅葉ねぇの蛇信の言葉に震えた。
「妃那さん。紅葉さん。お久しぶりですぅ。今は蛇信の総長といるんですよぉ。イイでしょ~♪」
『馬鹿な女。騙されてる事もわからないなんて…』
「ひゅ~。イイ女達だなぁ。確か…朱雀と青龍の頭の女か。」
リーダーぽい人が言った。
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