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紅葉Side 綾達を逃がして、男達の相手をしていた。 …こいつら…仲間呼んだ? 相手が最初より増えている気がして、考えながら倒していく。 『あれ?紅葉?綾達は?』 『先に逃がした。守りながらだと上手く戦えないからね。』 『確かに。でもさぁ…こいつら増えてない?』 『やっぱり増えてるか…。妃那?いけそう?』 『う~ん。ヤバいかも…。紅葉は?』 『妃那よりは…いけそうだけど…これ以上増えたらヤバいね。』 妃那と話しながら倒して行くけど…体力的にヤバそう。 「妃那さん。紅葉さん。まだ頑張るんですかぁ?」 『『麗奈。黙れ。』』 麗奈の喋り方にもイライラした。 「諦めて捕まって下さいよぉ~。きっと蛇信の皆に可愛がって貰えますよぉ~。」 『馬鹿じゃない?わざわざヤラれに捕まるわけないし。』 『その前に瑠依達が着くわね。』 「やっぱり、あの子達追い掛けた方が面白かったかもぉ~」 麗奈の言葉にいい加減キレた。 『麗奈。うるさい。綾達には指一本触れさせない。』 「そんなに大事何ですかぁ?」 『当たり前。かわいい妹に手を出してごらんなさい。許さないわよ?』 「アハハ♪その前にここから無事に帰れますかねぇ?」 『『帰ってやるよ!』』 『紅葉!!本気で行くよ!!!』 『妃那!あんまり暴走しないでよ!!』 そう言って二人で走り出した。 瑠依!瑠榎!早く来て!!
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