3621人が本棚に入れています
本棚に追加
紅葉Side
綾達を逃がして、男達の相手をしていた。
…こいつら…仲間呼んだ?
相手が最初より増えている気がして、考えながら倒していく。
『あれ?紅葉?綾達は?』
『先に逃がした。守りながらだと上手く戦えないからね。』
『確かに。でもさぁ…こいつら増えてない?』
『やっぱり増えてるか…。妃那?いけそう?』
『う~ん。ヤバいかも…。紅葉は?』
『妃那よりは…いけそうだけど…これ以上増えたらヤバいね。』
妃那と話しながら倒して行くけど…体力的にヤバそう。
「妃那さん。紅葉さん。まだ頑張るんですかぁ?」
『『麗奈。黙れ。』』
麗奈の喋り方にもイライラした。
「諦めて捕まって下さいよぉ~。きっと蛇信の皆に可愛がって貰えますよぉ~。」
『馬鹿じゃない?わざわざヤラれに捕まるわけないし。』
『その前に瑠依達が着くわね。』
「やっぱり、あの子達追い掛けた方が面白かったかもぉ~」
麗奈の言葉にいい加減キレた。
『麗奈。うるさい。綾達には指一本触れさせない。』
「そんなに大事何ですかぁ?」
『当たり前。かわいい妹に手を出してごらんなさい。許さないわよ?』
「アハハ♪その前にここから無事に帰れますかねぇ?」
『『帰ってやるよ!』』
『紅葉!!本気で行くよ!!!』
『妃那!あんまり暴走しないでよ!!』
そう言って二人で走り出した。
瑠依!瑠榎!早く来て!!
最初のコメントを投稿しよう!