12/27
前へ
/372ページ
次へ
瑠榎Side 蛇信の幹部達が妃那と紅葉を自分の女にすると言いながら、キスしたのが見えた瞬間ぶちギレた。 妃那達の声を合図に瑠依と走り出した。 男達を殴り飛ばし、すぐに妃那の元にたどり着いた。 妃那の上に乗ってた男を蹴り飛ばし妃那を抱きしめる。 『妃那。ゴメン。遅くなった。』 『…る…か。…来てくれるって信じてた。』 泣きながら抱き着いて来る妃那。 『妃那?紅葉と少し待ってろ。こいつら…ゆるさねぇ』 妃那を連れて、瑠依達の方に行った。 妃那達を安全な場所に送り、蛇信の幹部の胸倉を掴んだ。 『…てめぇだけは許さねぇ。よくも妃那に…』 バキッ 力いっぱい殴った。 回りの下っ端は一発で終わらせたが…コイツは一発じゃ気が済まない。 瑠依も一緒みたいで何発も殴っていた。 男を何発か殴ってから声をかけた。 『おい。てめぇ妃那に何した?』 「気持ち良くしてやろうとしただけだ」 『ふざけんな!』 何発か殴った頃 「や…止めてくれ!!お…俺は頼まれただけだ…!」 『頼まれただけかもしんねぇが…妃那に手を出したのも事実だ』 『妃那に手を出した奴は許さねぇ』 それから…そいつの意識がなくなるまで殴り続けた。
/372ページ

最初のコメントを投稿しよう!

3621人が本棚に入れています
本棚に追加