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次の日…学校が終わり、皆たまり場に集まっていた。 「さて、昨日の事だけど…ほとんどが麒麟だった。 蛇信は一割もいなかったよ。」 蓮が言った。続けて紅葉ねぇも話し始めた。 『学校の方も麒麟がほとんど。ただ…麒麟のトップはいなかったよ。』 『攻めるなら今だな。蛇信の幹部も二人はいない。』 瑠榎にぃの言葉に皆が頷いた。 『今日行くぞ。準備しろ!行くのは宝龍、朱雀、青龍だ。玄武と白虎はここの守りだ。蓮は大和に連絡しろ。』 魁の言葉に蓮が頷き動き出した。 『魁?私達は?』 私達はどうすればいいか解らなかったから、魁に聞いてみた。 『沙綾達はここにいろ。』 『魁…。怪我しないでね…。』 『あぁ。大丈夫だ。信じてろ。』 魁はそう言いながら頭を撫でてくれた。 『綾。俺達も出るんだ。大丈夫だ。』 瑠榎にぃの言葉に頷いた。 『妃那。紅葉。ここの守りは任せた。白虎は中で玄武が外だ。』 『『任せて。』』 魁達は着替える為、部屋から出て行った。 不安で心配していると隣に妃那ねぇがきた。 『綾。大丈夫。私達と一緒に待ってよ?』 『…うん…。』 不安でいると妃那ねぇが抱きしめてくれた。 『魁は強いよ。きっと無傷で帰ってくるから。』 『妃那ねぇ…。ありがと…』 妃那ねぇと話していると着替えた魁達が帰ってきた。 魁達は特攻服を着ていて、いつもと違う姿にドキドキした。 『沙綾?大人しく待ってろ。すぐ戻る。』 チュッとキスして部屋を出て行った。 皆いるのにキスされて赤くなりながら皆の方を見ると皆赤くなっていた。 …きっと皆キスされたんだなぁと考えてると外から爆音が聞こえてきた。 しばらくすると爆音が遠ざかって行き、魁達が行ってしまったのがわかる。
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