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魁達が行ってしまってすぐぐらいに、大和達がきた。
『大和。久しぶり。』
「綾ちゃん久しぶり。安心してここにいてね?妃那さん。紅葉さん。俺達は外にいます。」
『わかった。』
妃那ねぇが返事をしたら、大和達は部屋から出て行った。
『さて妃那、着替えるよ。』
『そうだね。綾達は少し待っててね。』
そう言って、部屋から出て行った。
しばらくして妃那ねぇ達も特攻服を着て帰ってきた。
すごく格好よくて
『『『妃那ねぇ。紅葉ねぇ。カッコイイ!!!』』』
みぃと月ちゃんと三人で叫んだ。
『あはは♪ありがと。』
『戦う時はバンダナ巻くけどね。』
そんな会話をしながら魁達が帰ってくるのを待った。
魁達が行ってだいぶ時間が経った頃、バイクの音が聞こえてきた。
『バイクの音が聞こえる…。帰ってきたのかな?』
みぃの声で皆話すのを辞めた。
『…違う。…瑠榎達の音じゃない。』
妃那ねぇがそう呟いた時ノックの音が聞こえた。
「失礼します。妃那さん。紅葉さん。麒麟が来ました。今外で玄武が相手してます。」
『わかった。綺羅。皆に準備させて。たとえ中に入って来ても上には一人もあげるな。』
「はい。失礼します。」
妃那ねぇと女の人の会話で部屋に緊張感が走った。
『さて紅葉行くよ。綾。みぃ。月。絶対部屋から出てきたらダメよ?』
妃那ねぇは顔にバンダナを巻きながら言った。
私達は頷いた。
『よし。いい子。部屋の外にいるからね?』
紅葉ねぇが言ったから
『妃那ねぇ。紅葉ねぇ。気をつけてね…。』
『『大丈夫!外に玄武いるしね!』』
そう返事をしながら部屋出ていた。
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