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あきくんから離れると魁に抱きしめられた。
あきくん達と話していると、瑠榎にぃに呼ばれた。
『魁!こっち来いよ。飲もうぜ。』
『あぁ。』
魁に抱えられながら瑠榎にぃ達の方にきた。
しばらく皆で飲んでいたら、落ち込んでいたはずの裕くんがやってきた。
「綾~。みぃ~。あっちでお酌して♪」
……………
『『…えぇ。やだ…。』』
みぃと声を揃えて答えた。
「妃那~。紅葉~。(泣)」
今度は妃那ねぇ達に言っていたが
『『裕士さん。渡さないよ。』』
瑠榎にぃと瑠依にぃが声を揃えて言っていた。
裕くんは泣きながら、あきくんの所に行った。
「兄貴~(泣)魁から綾取り上げて。兄貴が呼んだら綾は来る!」
…いやいや。あきくんに呼ばれたら行くけど…行きたくてもガッチリ魁に捕まれてるから行けないし…。
何て考えてると
「…しらねぇよ。自分で魁から奪って来い。」
「魁~!綾。離せ~。俺に渡せ~。」
『…嫌に決まってんだろ。』
「うがぁ~。綾渡せ~」
『「裕士。うるせぇ」』
魁とあきくんが二人で言った。
裕くんは懲りずに叫んでいたら、お父さんが言った。
『裕。うるせぇ。綾も好きな奴と居たいだろ。』
「でも…潤さぁん(泣)」
「裕。泣くなよ。俺何て可愛い魅弥が毎週朔矢に取られてんだぞ。」
泣きまねしだした裕くんに響くんが言った。
『響さん。俺のせいじゃない。魅弥が可愛いからいけないんだ。』
『さ…朔矢!?』
朔の言葉に魅弥が照れた。
『あぁ~。綾も魁にクワレる~。』
お父さんが楽しそうに言っていた。
『お父さん!?』
今度はお父さんが言った言葉に私が照れてしまった。
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