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「「「照れた綾も可愛いなぁ。」」」
…いやいや。そんな事聞いてないから。
そんな事を考えてると魁にギュッと抱きしめられた。
『か…魁!?…恥ずかしい…よ?』
『…うるせぇ。』
「あはは♪魁がヤキモチ妬いた!レア物だ!」
「御堂のキャラが違う…。」
魁の行動に裕くんが笑い、諒くんが呟いた。
気がつけば、皆一緒に飲んでいた。
皆酔い始め、平気そうにしているのは魁。瑠榎にぃ。瑠依にぃ。朔と颯。お父さんとあきくんのみだった。
『魁。チームはいいのか?』
お父さんが魁に聞いてきた。
『今日一段落しました。半年は平和になると思います。』
魁も答えた。
…ん?チームの事言ったっけ?
『お父さん?魁のチームの事言ったっけ?』
不思議に思い聞いてみた。
『瑠榎達に聞いた。…懐かしいよな…』
「はい…。魁達で17代目ですからね。」
お父さんとあきくんが懐かしそうに言った。
『二人とも何で懐かしいの??』
私の質問に瑠榎にぃが答えてくれた。
『彰さんが宝龍、 親父は朱雀、響さんが青龍作ったんだよ。』
…あれ?あきくんが宝龍作った?
『えっ!嘘!?』
「本当。裕士も宝龍だぞ。」
『彰は一つ下だったが、仲はよかったからなぁ。俺達が辞める少し前に連合くんだから、宝龍がトップなんだ』
あきくんとお父さんが教えてくれた。
…なんか…凄いかも。親が作ったチームに息子がいるなんて…。
『あれ?じゃあ白虎と玄武は?誰が作ったの?』
私は素朴な疑問をきいてみた。
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