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『あはは。紗罹と一緒じゃねぇか。』
お父さんとあきくんが笑い出した。
『もぅ…。そんなに笑わなくてもいいじゃん。無意識なんだから仕方ないでしょ?』
ぶぅとしながら言えばまた笑われた。
『あはは♪無意識ってとこが紗罹そっくり!』
あきくんにまで笑われて、ますますブゥと頬を膨らました。
『もぅいい。魁!部屋行こ!』
魁を連れて立ち上がった。
『魁!綾が可愛いからってクウなよ。』
お父さんに言われた。
『はぃ。ここではしませんよ。』
…魁~~!?何答えてんの~!
『か…魁!お父さんも何言ってんの?』
顔を赤くしながら、叫んだ。
『潤!魁くんがかわいそうでしょ?若いんだからヤリたいに決まってんじゃない。』
…~っ!お母さん!娘を売らないで!!
『お母さん!!…もぅ…魁行こ?』
強制的に魁を引っ張って2階に上がった。
綾と魁が2階に上がった後…
「綾が魁にくわれる~(泣)」
裕士がまた叫び出した。
『裕もうるせぇな。』
「そうですね。しかし…合わせた事もなかった子供達がここまで集まるのも楽しいですね。」
『そうだな。これはアイツらの運命なのかもな。俺達が会ったのも運命だったしな。』
「そうですね。これからが楽しみになりましたね。」
潤と彰はコソッと話していた。
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