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『親父。彰さん。俺達も部屋に行くよ。妃那達寝てるしな。』
『おぅ。連れてってやれ。』
瑠榎。瑠依。朔矢。颯矢はそれぞれ彼女達を抱き上げ部屋を出ようとしていた。
「颯矢~。月の寝込み襲うなよ~。」
「朔矢もな~。」
酔っ払いの柾斗と響に言われていた。
『『さぁ?可愛いからわかんね…。』』
二人はそぅ言いながら部屋を出た。
「「お…俺達の可愛い娘が…(泣)
潤~。どうにかしろ~。(泣)」」
『あはは。無理。泣くなら連れて行かせるなよ。』
潤は爆笑していた。
『柾斗も響も大人になりなさいよ。潤みたいに何も言わず行かせればいいのに…』
紗罹と彰は呆れていた。
『紗罹?俺が平気に見えたか?』
『うん。違うの?』
『平気ではないな。まぁ…後で紗罹に慰めて貰おうかな?』
『えっ!』
潤に言われて紗罹の顔が真っ赤になった。
「「イチャつくなぁ~!」」
「潤さん。俺も帰りますね。」
『おぅ。またな。』
皆に呆れながら、彰は帰っていった。
お父さん達にからかわりれながら、魁と2階に上がってきた。
顔を赤くしながら、部屋に入ると後ろから抱きしめられた。
『魁?』
『ここが沙綾の部屋か…。やっぱり白か。』
『…白が大好きなの!何も染まらない色が好き!』
抱きしめられながら、魁に言った。
『沙綾らしいな。』
『魁は笑いながら言った。』
そんな風にしばらく話していた。
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