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時間の流れは早いもので、あと一週間で夏休みになろうとしていた。 蛇信に動きはないらしく、平和な毎日を過ごしていた。 私達はいつもみたいに屋上でお昼を食べてる。 「もぅすぐ夏休みになるね?綾ちゃん達はどっか行くの?」 蓮に聞かれ考えたけど、今のところ予定はない。 『まだ考えてないよ?』 「そっかぁ。じゃあ海行かない?」 『『『海!?行きたい!』』』 みぃと月ちゃんも返事をした。 「決まりだね。魁いいだろ?」 『ああ。連合で行くか。』 …海!嬉しいなぁ。 あっ!水着買いに行かなきゃ。でも…私達だけで行かせてくれないよね? そうだ!妃那ねぇ達について来て貰おう! そう思い妃那ねぇにメールした。 [夏休み、連合で海に行くみたい。 妃那ねぇ水着買いについて来て?] メールしてすぐに返事が帰ってきた。 [了解。じゃあ学校終わったら紅葉と行くから校門で待ってて?] 妃那ねぇ達がついて来てくれるなら安心だよね。 みぃと月ちゃんにも言ったらOKだった。 一応魁に言っとかなきゃ。 『ねぇ魁?放課後、妃那ねぇ達と買い物行ってきていい?』 『ん?どこまで行くんだ?』 『だぶん…駅前のデパート。…ダメ?』 上目遣いで見てお願いしてみた。 『…わかった。何かあったらすぐ連絡しろよ?』 『うん!魁ありがと!』 魁にお礼を言って抱き着いた。
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