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あれから何日かして海に行く日になっていた。
私を狙ったチームは、やっぱり解らず毎日魁達と過ごしていた。
『綾~。行くぞ~。』
瑠榎にぃが玄関から呼んだから荷物を持って玄関に急いだ。
『瑠榎にぃ。バイクで行くの?』
『いや。車。』
…車?あんな多人数を?
『…皆で?』
『幹部だけ。後はバイクだな。とりあえず、たまり場行くぞ?』
瑠榎にぃのバイクに乗せられ、たまり場に来た。
たまり場にはすでにすごい数のバイクが止まっていた。
『綾~。おはよう~。』
『みぃと月ちゃん!おはよ。』
すでにみぃと月ちゃんも来ていた。
『朔達朝からいないと思ったら、みぃ達迎えに行ってたんだね?』
『『あぁ。』』
朔と颯が返事をしているとバイクが入ってくる音が聞こえた。
『『綾!みぃ!月!おはよ。』』
ヘルメットを取ると妃那ねぇ達だった。
『『『妃那ねぇ。紅葉ねぇ。おはよ!バイクかっこいい!!』』』
三人で興奮しながら妃那ねぇ達に近寄って行った。
しばらく話していると急に呼ばれた。
『沙綾。』
呼ばれて振り返ると魁が倉庫から歩いて来ていた。
『魁!おはよ。もぅ行くの?』
『あぁ。行くぞ。』
魁の言葉に下っ端くん達はバイクのエンジンをかけていた。
私は魁に手を引かれ車に乗り込んだ。
皆が乗り込むと静かに車が発進した。
車に揺られること2時間…海がみえてきてみぃ達とキャアキャア言ってはしゃいだ。
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