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みぃ達と売店でかき氷を買って、食べながら皆の所に帰ろうとしていると後ろから声をかけられた。 「ねぇ。ねぇ。お姉ちゃん達可愛いねぇ。一緒に遊ばない?」 『『『えっ?』』』 三人で振り返るとチャラ系の男が三人たっていた。 『えっと…彼氏達と来てますので…』 月ちゃんがやんわり断るけど引き下がらない男達。 「えぇ~。いいじゃん。遊ぼうよ。」 「俺達と遊んだ方が楽しいよ。」 うっとおしくなって少し怒り気味のみぃが男達に言った。 『しつこい!あっちに彼氏いるのよ。あんた達と遊ぶより彼氏といた方が楽しいに決まってるでしょ!それに…私達チャラい男嫌いなの!!』 …おぉう。みぃが強気に言ってる…。きっとかき氷が溶けない内に食べたいんだな…。 そんな事を考えていると男の声が聞こえた。 「ちょっと可愛いからって調子に乗りやがって」 「もぅ連れて行こうぜ!」 「ほら来いよ!可愛がってやるよ!!」 男三人は私達の腕を掴んだ。 『『『触らないで!!』』』 キモチ悪くて叫んだ時聞き慣れた声が聞こえた。 魁Side かき氷と言って沙綾達が売店に走って行った。 しばらくしても戻って来なく、朔達が… 『『遅いな…』』 売店の方を見ながら心配していた。 『…見に行くか。』 俺が立ち上がれば、朔矢達も立ち上がり言った。 『『魁さん。俺達も行きます。』』 三人で歩いていると、周りでは女達がキャアキャア言っていたが気にせず、沙綾達を探した。 その時、ナンパされて腕を捕まれた沙綾達の声を聞いて駆け寄った。
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