3622人が本棚に入れています
本棚に追加
みぃ達と売店でかき氷を買って、食べながら皆の所に帰ろうとしていると後ろから声をかけられた。
「ねぇ。ねぇ。お姉ちゃん達可愛いねぇ。一緒に遊ばない?」
『『『えっ?』』』
三人で振り返るとチャラ系の男が三人たっていた。
『えっと…彼氏達と来てますので…』
月ちゃんがやんわり断るけど引き下がらない男達。
「えぇ~。いいじゃん。遊ぼうよ。」
「俺達と遊んだ方が楽しいよ。」
うっとおしくなって少し怒り気味のみぃが男達に言った。
『しつこい!あっちに彼氏いるのよ。あんた達と遊ぶより彼氏といた方が楽しいに決まってるでしょ!それに…私達チャラい男嫌いなの!!』
…おぉう。みぃが強気に言ってる…。きっとかき氷が溶けない内に食べたいんだな…。
そんな事を考えていると男の声が聞こえた。
「ちょっと可愛いからって調子に乗りやがって」
「もぅ連れて行こうぜ!」
「ほら来いよ!可愛がってやるよ!!」
男三人は私達の腕を掴んだ。
『『『触らないで!!』』』
キモチ悪くて叫んだ時聞き慣れた声が聞こえた。
魁Side
かき氷と言って沙綾達が売店に走って行った。
しばらくしても戻って来なく、朔達が…
『『遅いな…』』
売店の方を見ながら心配していた。
『…見に行くか。』
俺が立ち上がれば、朔矢達も立ち上がり言った。
『『魁さん。俺達も行きます。』』
三人で歩いていると、周りでは女達がキャアキャア言っていたが気にせず、沙綾達を探した。
その時、ナンパされて腕を捕まれた沙綾達の声を聞いて駆け寄った。
最初のコメントを投稿しよう!