宝龍

⑨

部屋につき後ろから月を抱きしめた。

『さ…颯矢！？』

照れと驚いた声をだす月。

『水着…。可愛かったな。誰にも見せたくなかったぐらい…』

『本当？一生懸命選んだんだよ！』

『…だから…月を抱きたい…』

『…えっ？』

真っ赤顔で振り向く月にチュッとキスをする。

『あんなにカワイイ月見て我慢してたんだ…。もぅ我慢出来ない…。』

そう言いながら、月を抱え上げベットに降ろす。

『…颯矢…。…皆いるのに…』

まだ何か言いたそうな月に今度は深いキスをした。

…ﾁｭｸ…ﾁｭｸ…ﾁｭｸ…

『…ﾝ…さ…つ…』

『声出したら聞かれるよ？黙って俺に抱かれてろ。』

染め言いながら首に吸い付いた。

『…あっ…』

必死に声を抑えるカワイイ月。

『月？声出しても良いけど…聞かれるよ？』

そう言いながら月の敏感な部分を触りだす。

『…んっ…。颯…矢…。なん…か…ぁっ…イジ…ﾝ…ワル…』

月の身体を焦らしながら、快感を与えていく。

『ｸｽｸｽ。月はカワイイからイジメたくなるんだ。』

『…ﾝ…。かわ…いく…ぁﾝ…なぃ…よぉ…』

『月はカワイイよ。もぅ集中しろ。朝まで愛してやる。』

『…やぁ…朝まで…ﾝ…とか…ﾊｧ…む…りぃ…ぁぁ』

『無理じゃない。たっぷり鳴け。愛してるよ…月』

『…ﾝ…わた…しも…』

…カワイイ事を言って煽ってくれる。
朝までヤメテやんねぇ…。

そう思いながら…月を抱いた。

腕の中で眠る月を抱きしめ、朝日が昇る頃俺は眠った。