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『あぁ。ご苦労様。この後は無礼講でいく。全員楽しめ。』 魁が声をかけると、皆が大きな声で答える。 「「「「はい!!」」」」 それぞれ散らばって行った…。 魁に肩を抱かれたまま倉庫の中に入ると、宴会の準備がしてあり、いつものソファーが置いてあった。 ソファーに座り、いつもの様に皆で話した。 『綾、みぃ、月。どうだった?』 妃那ねぇに聞かれ、三人で興奮しながら話した。 『『『すごかった!』』』 『楽しかった?』 『『『うん!!』』』 笑いながら紅葉ねぇも聞いてきた。 そんな風に話していると、はしゃいだせいか眠くなってきて、魁に持たれかかるように寝てしまった。 魁Side ふと肩に重みを感じ見てみると、沙綾が寝ていた。 沙綾の頭を肩から膝に移動させたのを見ていた瑠榎が声をかけてきた。 『あれ?魁。綾寝たか?』 『あぁ。車ではしゃいでたからな…。疲れたんだろ…。』 沙綾のカワイイ顔を見ながら話した。 『瑠榎にぃ…。魅弥達も寝た。』 朔矢が言ったから見てみると、みぃと月も寝てしまっていた。 『お前ら、空いてる部屋で寝ていけ。』 『魁さん。いいんですか?』 颯矢が聞いてくる。 『あぁ。みぃと月もベットに寝かせてやった方が良いだろ。』 『『ありがとうございます。』』 朔矢と颯矢がそう言うと、二人を抱き抱え2階に向かった。 『魁。綾も寝かせてやってくれ。』 瑠依に言われ沙綾を抱き上げた。 『あぁ。後は頼む。』  瑠榎達に後を頼み、沙綾を部屋に連れて行った。
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