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皆でたまり場にやって来た。
すでに蓮がいて心配してくれた。
「綾ちゃん、みぃちゃん大丈夫?」
『『うん。心配かけてゴメン』』
みぃと二人で謝った。
「いや。無理しないでね。
で…情報が出てこないんだよね…」
蓮の言葉に颯が言った。
『蓮さん。他からも情報集めてますからすぐ出ますよ。』
「どういう事?」
『紅蓮が来るらしい。』
蓮の質問に魁が答えた。
「は?なんで?」
『それが…』
颯が話そうとしていると外に大量の爆音が聞こえて、聞き覚えがある声がした。
「「綾~。みぃ~。ど~こ~だ~。」」
…あれ?この声…
考えてるとバンっとドアが開き二人の男の人が入ってきた。
「「綾~!みぃ~!久しぶりだなぁ」」
………………
『離して?凪くん』
『離して?陽(よう)くん』
みぃと一緒に呆れたように呟いたら朔が叫んだ。
『陽さん!毎回言うけど魅弥は俺んだ。離せ!』
『凪も離せ。』
「いいじゃねえか。朔矢。少しぐらいみぃ貸せ。先輩命令だ。」
『貸す訳ないだろ!毎回、魅弥に抱き着くな!』
「よぉ。魁…」
「「いたっ」」
ぎゃあぎゃあ言ってたらバシッと凪くんと陽くんが瑠榎にぃ達に叩かれた。
『『凪、陽いい加減にしろ…』』
「「瑠榎さん!瑠依さん!!久しぶりっす」」
凪くん達が瑠榎にぃ達と話してる間に腕の中から抜け出し、魁に抱き着いた。
「綾~!?なんで魁に抱き着いてんだ!」
「みぃ~!俺の腕の中に戻ってこぉい!」
また叫び出した二人に魁が呆れたように呟いた。
『凪、陽、うるせぇ。沙綾は俺んだ。触んじゃねぇ。』
「「俺達の綾とみぃが…」」
その時また違う声が聞こえた。
「凪さん。陽さん。その辺にしとかないと瑠榎さん達にヤラレますよ?今日はチームとして来てる自覚あります?」
あれ…
『『大河!?』』
みぃと二人で叫んだ。
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