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外に出れば懐かし顔触れがバイクの周りで話し込んでた。 「あぁ~!綾、みぃ、朔、颯!」 「「久しぶり~」」 「綾~、みぃ~」 皆が声を上げる中、ドンっと何かが名前を呼びながら突進してきた。 『『キャッ!』』 なんとか踏み留まり、突進してきた人をみた。 『『…唯!?渚!?』』 「「全然連絡しないから寂しかったよぉ」」 二人は少し怒りながら言った。 『『アハハ♪ゴメン!』』 みぃと謝ったら、他からも声が上がった。 「唯!渚!綾とみぃ独占すんな!!」 そう言いながら皆近寄ってきた。 『『皆なんでいるの?』』 みぃと二人で聞いた。 「「ん?紅蓮だから」」 男の子達が言った。 女の子達は 「「私達は紅蓮の右翼 夜桜だから」」 そう答えが返ってきた。 その声に朔と颯は呆れながら言った。 『『本当に全員…紅蓮かよ…』』 話してると唯が聞いてきた。 「ねぇ綾!颯の隣にいるの誰?」 『今の学校の友達で月ちゃん!しかも颯の彼女!!』 そう言うと唯は月ちゃんに抱き着いて話しかけてた。 「月ちゃん?初めまして。私、唯!綾達の中学のクラスメートだよ。仲良くしてね?」 『えっ…あ…うん』 いきなり抱き着いた唯に月ちゃんが驚きながら返事をした。 『唯…離れろ。月がビックリしてる。 月ゴメンな?こいつ抱き着くのが癖なんだよ…』 『…うん。ビックリしたけど大丈夫だよ。 唯ちゃん?仲良くしてね?』 「うん!颯いい子見つけたね?」 『…うるせぇ。お前は男の趣味悪いけどな…』 「ひどぉい!大河は優しいんだよ~」 『ありゃ優しいんじゃねぇ…腹黒なんだ…』 颯と唯が話していた。 その後は皆と月ちゃんも仲良くなりワイワイ騒いだ。
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