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外に出ると颯に抱きしめられてる月ちゃんがいた。
皆はそれを見て笑っていた。
「あぁ~。綾戻ってきたぁ!」
渚が叫んだから皆がこっちを見た。
「御堂さんだ…。」
「カッコイイ…」
皆がそんな感じで騒ぎ出した。
訳が解らずキョトンとしてると凪くんが来て説明してくれた。
「わりぃな魁。皆お前に憧れてるんだ。」
『あぁ。別にいい…』
魁は興味なさそうに言った。
私は皆に聞いてみた。
『皆?魁に憧れてるの?』
「当たり前だろ!」
「こんなカッコイイ人の下につきたかった」
「あっ!でも…瑠榎さん達の下もいいよな!?」
「そうだな!」
皆が騒ぎ出したら凪くんが叫んだ。
「待て待てお前ら!!俺の立場はどうなる!?」
その言葉に皆声を合わせて答えた。
「「「なんで凪さんの下についたんだろ?」」」
「おぉ~い…(泣)」
凪くんは泣きまねしてイジケた。
『…こいつら…本当に紅蓮か?』
『…みたいだよ?ってか…魁?紅蓮と夜桜って何?』
魁の声に答えながら聞いてみた。
「「「綾!?今頃?」」」
皆も声を揃えて言ってきた。
『えっ?だって知らないし…』
「「「は?宝龍にいるのに?」」」
皆不思議がっていた。
『あ~。お前ら。綾は知らないぞ?魁と付き合うまでそんな話ししてないしな。』
瑠榎にぃが言ってくれた。
「「「なるほど…」」」
クスクス笑いながら大河が言ってきた。
「綾?紅蓮はNO.2だ。」
『総長は誰?陽くん?大河?』
「綾~!?何で俺の名前がでない?俺が総長だし!!」
私が大河に聞いたのに、凪くんが答えた。
『…凪くんが!?…魁?紅蓮って大丈夫なの?』
『…一応な…』
「魁!?そこは大丈夫って言えよ!」
魁の言葉に凪くんが叫んだ。
「「「凪さん。叫ばないで下さいよ!」」」
皆に言われて落ち込む凪くん。
「お前ら…ひでぇ…」
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