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部屋に入ると魁に抱きしめられた。
『沙綾。大丈夫だ。今日中に終わらせる。ここで待ってろ。』
…魁が…行っちゃう…
『いや!魁と一緒に行く!!』
泣きながら魁に言った。
『沙綾…。』
『…いや…。魁…置いて行かないで…』
魁に抱き着きながら言った。
『ダメだ…危な過ぎる…。』
『やだぁ…』
泣きながら首をふる。
チュッとキスされ、さらにギュッと抱きしめられた。
『沙綾。大丈夫だ。俺が負けるわけないだろ?』
『…でも…』
『俺を信じろ。必ずお前の所に帰って来るから…』
そう言われたけど、嫌と首をふる。
魁を困らせてるのは分かってるけど、不安で仕方なかった。
『…沙綾』
魁は私の顎に手をかけ、上を向かせる。
『俺を信じてろ。必ず帰る。』
そう言われ深いキスを落とされた。
…チュク…チュク…チュッ…
『…ン…か…い…』
キスをされながら魁を呼んだ…
『沙綾。俺を信じて待ってろ…。』
キスでポ~となる私に言われたけど、やっぱり不安は拭えず頷く事が出来なかった。
気が付くと、ベットに押し倒されて魁は私の首筋に吸い付いていた。
『お前は俺のだ。誰にも渡さない…。』
魁はそう言いながら、私を優しく抱いた…。
私は魁に抱かれた後…眠ってしまった…。
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