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体育祭も終わり、いつもと変わらない日常を過ごしていた。
休み時間になり、みぃと月ちゃんと話していた。
『綾もうすぐ誕生日ね?魁さんと過ごすの?』
みぃが言ったら、月ちゃんも反応した。
『えっ!?綾ちゃんいつ?』
『ん?25日だよ。』
月ちゃんの声に答えると、月ちゃんはみぃに言った。
『みぃちゃん!もっと早く教えてよ!後3日しかないじゃん!颯矢も誕生日でしょ?』
『まぁ…三つ子だからね…』
そんな話しをしていた。
『で?魁さんと過ごすの?』
またみぃに聞かれ答えた。
『ん~。わかんない…。魁…何も言わないし…。誕生日知らないのかも?』
私の答えに月ちゃんとみぃに叫ばれた。
『『知らない訳ないじゃない!』』
『…ですよね…。』
ちょっと二人が怖くて、静かに答えた。
『まぁ…まだ後3日あるしね』
話していると、チャイムがなった。
放課後…。
いつもの様に魁が迎えに来て、たまり場に向かった。
部屋に行くと誰もいなかった。
『あれ?皆は?』
不思議に思い聞いてみた。
『蓮は用事で来ない。瑠榎達は後でくる。』
『ふぅ~ん。』
魁はそう言いながらいつものソファーに座る。
皆がいない部屋は広く感じ、ソファーも空いてるから、そっちに座ろうとしたら魁に引っ張られ、隣に座らされた。
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