22/40
前へ
/372ページ
次へ
…24日… 明日はちょうど休みで、魁は何で開けとけと言ったか分からなかった。 …誕生日は明日何だけどな? 分からないまま放課後になり、魁が迎えに来るまで、みぃと月ちゃんと話していた。 『綾。早いけど誕生日プレゼント!』 『綾ちゃん。私からも!』 『『16才おめでとう!』』 二人からプレゼントを貰いお礼を言った。 『ありがとう!開けていい?』 二人に開けていいと言われ、早速開けてみた。 『うわぁ!かわいい!』 『『気にいってくれた?』』 『うん!本当にありがとう!!』 みぃは白い可愛いシュシュ。 月ちゃんは飾りが付いた髪ゴムだった。 そんな話しをしていると、魁が来た。 『沙綾。』 『はぁい。』 返事をして魁の元に駆け寄った。 皆で校門までいき、みぃと月ちゃんは朔達が連れ去った。 魁はバイクで来ていて、バイクに乗り私の家に向かった。 『魁?たまり場行かないの?』 『ああ。とりあえず、着替えてこい。』 『???…わかった。』 そう言いながら部屋に走り、急いで着替えて外に出た。 『お待たせ。』 『ああ。行くか。』 またバイクに乗せられ、走り出した。 しばらく走ると、夏に来た魁の別荘に来ていた。 『魁?』 何で来たのかわからず聞いた。 『今日はここに泊まるぞ。』 『…なんで?』 『沙綾…明日誕生日だろ?明日は走りがあるから、今日泊まりに来た。』 『魁!?知ってたの?』 『知ってたさ。』 嬉しくなり魁に抱き着いた。 『ありがとう。魁!』 『ああ。中行くぞ。』
/372ページ

最初のコメントを投稿しよう!

3623人が本棚に入れています
本棚に追加