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倉庫の2階に上がって、扉を蓮が開けた。
スタスタと入って行く魁の腕の中で部屋の中を見渡した。
…スゴイ。倉庫とは思えないぐらいの部屋…。
白の二人掛けのソファーが一つに真ん中に大きいテーブル。
回りには三人掛けの黒いソファー。
奥にはダーツやテレビがある。
…なんて考えてる間に、いつのまにか魁に抱えられたまま白いソファーに座っていた。
「綾ちゃん。消毒するね?」
蓮に言われて、消毒されていた。
『~~っっ。』
結構酷かったらしく、痛さがハンパない。
魁にギュッと抱き着いて、痛みを我慢していると、魁が頭を撫でてくれていた。
魁に撫でられて、ドキドキして痛みを忘れていた。
「はい。綾ちゃん?終わったよ。」
『蓮。ありがとう』
ちゃんと蓮にもお礼を言った。
『『魁。蓮。ありがとな』』
瑠榎にぃと瑠依にぃも二人にお礼を言っていた。
「いや。んじゃ本題を話していい?」
蓮の言葉に皆座り直した。
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