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魁と綾が奥の部屋に入って行った後瑠依が呟いた。 『綾が連れて行かれた…。魁…マジなのかな?』 『ありゃマジだな。綾も惚れてるっぽいな…』 『『…俺達のかわいい綾が…』』 瑠依と二人で嘆いていた…。 『でもさ…魁さんなら俺はいいけど。』 みぃを抱きしめたままの朔が言った。 『魁さんなら皆も認めるんじゃない?』 みぃの言葉に 『確かにな。それに宝龍だしな…。』 俺の言葉にみぃがキョトンとした。 『瑠榎にぃ?何で宝龍が関係あるの?』 …あっ…みぃ達は知らなかったな…。 『宝龍は彰さんが作ったチームだからな。』 『『えっ。本当?』』 『朔。颯。お前らも知らなかったか…。』 俺の言った事に三人で驚いてた。 「待った。何で皆親父さん知ってんの?」 蓮が不思議そうに聞いてきた。 『『『親父の友達』』』 皆で答えた。 『とりあえず…綾には内緒だな。解った時の綾の反応が楽しみだ。』 瑠依の言葉に皆が頷いた。 「まぁ。とりあえず、玄武と白虎呼ぶか。顔知らないと守れないしな。」 蓮の言葉に頷いた。 『ねぇ朔矢?玄武と白虎ってなぁに?』 みぃが朔に不思議そうに聞いていた。 …まぁ…知らなくて当然か。こいつらは関わらせて来なかったからな。 『玄武と白虎は宝龍の四神だよ。大丈夫。白虎はレディースだけど知ってる奴いるよ。』 『ほぇ?誰?』 『来てからのお楽しみ!』 朔とみぃの会話を聞いていると蓮が 「連絡着いた。すぐ来るよ。」 そんな話しをしていると、奥の部屋があいた。
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