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『ヤベっ。行くぞ。』 瑠榎に言われて皆で慌てて玄関へ… 『『行ってきまぁす』』 『行ってらっしゃい』 家を出て15分…校門が見えた。 皆の学校は私の学校から5分。 校門で『あ~や~』って声が聞こえた。 『みぃ~。おはよ。』 幼なじみで、朔の彼女の魅弥(みや) 『朔矢。おはよ』 ギュッと抱き着いた。 みぃ…私におはようはないのか…。 『おっと…。魅弥。おはよ。今日も綾の子守よろしくな』 『朔!子守ってなに!』 二人はラブラブ…。 『『みぃ。おはよ。』』 『瑠榎にぃ。瑠依にぃ。颯おはよ』 みぃは皆にも挨拶してた。 …無視された… 『みぃ。行こう。皆バイバイ。』 『『知らない人に着いてくなよ!』』 『はぁい』 みぃと一緒に校門を潜った。 校門から体育館に二人で歩いていると、視線が…。 ザワザワ… 「かわいい子がいる。」 「髪長い子イイ」 「ボブの子も…」 『…なんだろ?見られてる?』 『…綾は鈍感ね…。』 二人は気にせずクラスを見に行った。
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