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重苦しい話しも終わり、妃那ねぇ達とガールズトークになっていた。
『ねぇ綾?まだ彼氏出来ないの?』
紅葉ねぇが聞いてきた。
『まだぁ。この前の入学祝いの時にも、皆にまだ早いって言われたぁ~。』
『アハハ。皆、綾がかわいいんだね。でも…好きな人はいるんじゃない?』
妃那ねぇの言葉にドキッとした。
『えっ…えっと…秘密…』
『『綾~!かわいい!顔真っ赤だよ?』』
妃那ねぇと紅葉ねぇに抱き着かれた。
耳元で妃那ねぇに
『好きなの魁でしょ?』
って言われたから、またドキッとした。
…絶対…顔赤いよ…
『えっと…』
なんて答えようか考えてると
『あんな穏やかな魁初めて見たね?』
『そぅね。綾が隣にいるだけで、なんか穏やかだったね。いつもはクールなのに。』
妃那ねぇと紅葉ねぇが話してるのを聞いているとさらに照れる。
『妃那ねぇ。紅葉ねぇ。魁優しいよ?』
最初っから魁は優しいのに…
『『綾にだけ特別に優しいのよ』』
二人に言われてさらに照れた。
瑠榎Side
綾達がガールズトークを繰り広げてる間、俺達は今後の事を話していた。
『今日追い掛けてきたのは蛇信か』
魁が呟いたから
「はい。今の所は狙われるのは蛇信のみですね。」
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