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瑠榎Side
綾達が帰ってきたから妃那を連れて部屋に来た。
妃那は下で言った“癒して”の言葉で真っ赤になってる。
…白虎の総長しててもこんなとこは可愛いんだよな。
ガチャ
部屋に入ってすぐに妃那を抱きしめた。
ギュッ
『…妃那。疲れた…』
『お疲れ様。でもかわいい綾の為だから仕方ないね。』
妃那はクスクス笑いながら言った。
…こいつは…。
『綾は妹として可愛いよ。でも俺の中で1番可愛いのは妃那なんだけど?』
『~~っ。…でも…。』
妃那の顎をクイッと掴んで目を合わせながら言えば、顔を真っ赤にしながら何か言い足そうな妃那がいた。
『でも何?言わないと解らないぞ?』
『…でも…瑠榎…シスコンだし…綾にはきっとかなわない…。』
…本当に解ってんのか?変なとこで意地っ張りだからな。妃那は…。
『妃那?妹になりたいの?妹とこんなこと出来ないよ?』
呟いてキスを落とす。
『…ん。…違う。妹なんてヤダ。瑠榎の彼女がイイ…。』
『解ってンじゃん。なら…疲れてる彼氏を癒してくれるよね?』
『えっ…!…スルの?…皆いるんだよ?』
『妃那は俺にどんだけ愛されてるか解らないみたいだからな?ちゃんと解らせないと…。』
『えっ!解ってるよ?解ってるから…』
『いや。解ってないな?俺がこんなに愛してるのに…これは一から身体に教え込まないと…。』
その言葉と同時に妃那を抱き上げベッドにむかった。
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